目次
指値注文を理解しよう
FXの初心者なら【成行注文】【指値注文】【逆指値注文】が基本の注文の仕方になります。前回の記事には【成行注文】を説明しましたので、今回は【指値注文】【逆指値注文】を説明します。
指値注文も成行注文と同じで基本の注文方法なのでしっかりと憶えておいてください。
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指値注文(逆指値注文)のやり方
指値注文は予約注文とも呼ばれ、注文を出す値段を予め指定しておく注文方法になります。逆指値注文も同じなので、今回は2つの説明をします。
現在の価格より有利な価格を指定する事を「指値注文」。
現在の価格より不利な価格を指定する事を「逆指値注文」。
指値・逆指値注文は、「新規注文(エントリー)」と「決済注文(イグジット)」の両方で利用可能です。
MT4を使って注文をやってみます。
MT4を起動する
まずはXMTradingのMT4を起動します。
上のような画面が出てきます。
新規注文をクリック
画面の上の方に、『新規注文』という項目がありますので『新規注文』をクリックします。
新規注文をクリックすると『オーダーの発注』という画面が出ます。
指値注文
注文種別をクリックすると、成行注文から『指値注文』という画面に変わります。
次に下の注文種別を設定していきます。基本的に「Limit」が指値注文、「Stop」が逆指値注文です。
Buy Limit (買いの指値注文 ) 〇〇円まで下がったら買い注文を出す
Sell Limit (売りの指値注文 ) 〇〇円まで上がったら売り注文を出す
Buy Stop (買いの逆指値注文 ) 〇〇円まで上がったら買い注文を出す
Sell Stop (売りの逆指値注文 ) 〇〇円まで下がったら売り注文を出す
ここは重要なので、しっかりと憶えておきましょう。ここを間違えると損失を生む恐れがあります。
発注をクリック
最後に価格を指定していきます。現在価格をしっかり確認しながら価格を入力してください。そして青の『発注』ボタンをクリックすれば注文完了となります。
指値注文のデメリット
指値注文は、MT4を閉じた後でも起動し続けています。なので仕事中や外出中などでも、事前に注文を発注しておけばチャンスを逃さず取引を行えます。
しかし、指値注文には実はデメリットもあります。デメリットを理解することで、さらに指値注文・逆指値注文の方法を知ることができます。
約定しにくい(指値注文)
指値注文したレートが現在のレートから大きく離れていると、指値注文が約定しにくいです。レートの動きが小さい日は、指定したレートに届かないからです。現在のレートと大きく離れたレートを指定した場合、注文が成立する確率が低くなるでしょう。
指値注文は、指定した価格にレートが届かない場合、発注が約定しないデメリットも生じるのです。
そうなのです、レートの動きは相場の状況で毎日違います。なので、あまりにかけ離れたレートを設定するのは避けた方がいいですね。
さらに自分で指定した値段にならないと売買注文が成立しないため、売買のチャンスを逃してしまう可能性もあります。
スリッページが発生する場合がある(逆指値注文)
実勢レートが指定レートに到達してから執行されるため、相場変動によっては指定レートより制限幅なく、その時点の実勢に基づく大幅にかい離したレートで約定する場合があります(※これがスリッページの発生となります)。
長期的に安定して利益を上げ続けるためには、損切りを覚えることは非常に大切です。
逆指値注文を活用し、適切な損切りを身につけましょう。